少女童話写真展
「目には星、背中に薔薇。」

1992.4.30〜5.5 ギャラリー神宮苑/スペース神宮苑

第2回公演を終えたあと、ふと写真ておもしろそうだなと思っていると、とてもかっこいい写真を撮る方と知り合うことができました。すごい。それが「耽美な女優さん」からずっと少女童話のチラシや舞台写真を撮ってくださっている松本技さんです。技は「たくみ」と読むのですが「ワザ様でDMが来るのが嫌なんだよ」と本人談、てそんなことはいいですね。ロケ地は松本さんと相談し、シチュエーション、ストーリイ、衣裳などは少女童話が担当し、撮影、現像して作品を完成させるのは松本さんにお願いしました。なので、この写真展は、松本さんの写真展であり、少女童話の写真展でもあったのです。

「目には星、背中に薔薇。」で展示したのはすべて白黒の写真ばかりで、一部は「小さな写真館」でご覧いただけます。これから、少しずつ、このサイトでも公開していく予定です。よろしかったらまた「写真館」を訪ねてみてください。

同時に、ここでは原久路さん撮影のビデオ作品、短いお芝居も上映(上演)しました。残念ながら、当時デジタルビデオの技術は一般的でなかったため、いまは画像を公開することはできませんが、いずれは、一部だけでもお見せすることができたらいいなと考えています。


<CAST> <STAFF>
◆写真 ◆ビデオ「そのまま」 ◆写真展
渡辺 ルビ 姉/斉藤 梨絵 演出 清水マリコ
斉藤 梨絵 妹/渡辺 ルビ 写真・空間構成 松本 技
山科 清敬     男/松本 技
落合 由美   ◆ビデオ
松村 俊也 ◆ビデオ「眠る日」 脚本 清水マリコ
金沢 狐(ラ・カリタ) ミル/渡辺 ルビ 映像 

原 久路 

本木 理恵(劇団かぐら座) キク/福田 禎  録音 山本 洋(眠る日・May be blue)
佐野 豊士   岡山/林 真人 音楽 石川 泰(眠る日)
衣裳 原 翼(眠る日)
◆ビデオ&短いお芝居 少女帯(そのまま・May be blue)
「May be blue」 照明 川本 友(May be blue)
横縞 一郎 山科 清敬 照明助手 生方 肇(May be blue)
    ふみ子 落合 由美
甲斐原 シンジ 金沢 狐(ラ・カリタ) 企画制作 清水マリコ
      ルミ 本木理恵(劇団かぐら座)  斉藤 梨絵
アイドルよう子 渡辺 ルビ 川本 道子
マネージャー松本 松本 技  松本 技
船酔いカメラマン原 原 久路 原 久路
謎の女/死体 斉藤 梨絵


「眠る日」「May be blue」ストーリー

「眠る日」(1991年12〜1992年1月撮影)

「人の少し先の未来が見える」ミルは、恋人のキクと車で旅行に出かけた帰り、ふと世界の終わりを予感する。「東京へ帰るのやめようよ。あと3日で世界が終わっちゃうんだよ?」「でもおれ、明日バイトなんだけど」「どうしてそんなにまじめなの。バイト行っても給料日には世界は終わってるからいいのよ」「じゃあ、どこへ行く?」「えっとね……よく、眠れるところ」と、ふたりは眠れる場所を探して小さな旅に出る。お約束だからと向かった海辺の街で、ミルは、なぜかミルにも先の見えない少年、岡山と出会った。なぜ彼の未来は見えないのか? それは、世界の終わりが訪れることと、何か関係があるのだろうか・・・。


「May Be Blue」(1992年3月30〜31日撮影)

両親を船舶事故で亡くした青年、一郎とその妹ふみ子。まじめで、こっそり詩を書くのが趣味のふみ子は、かっこよさげだが何を考えているかわからない兄に少々怯えている。著名なダンサー甲斐原シンジは、妹ルミとの禁断の関係に悩み、追いつめられて妹とともに駆け落ちを決意。アイドルよう子は写真集の撮影をするのが気にいらないので、カメラマンの原に意地悪をしつつ、不気味なマネージャー松本が怖い。そんな彼らのもとへ、青い手紙が送られてくる。手紙に招かれ、船に乗る人々。だが、差出人の女は死体となって彼らを迎えた・・・そして、海に嵐がやってくる。